認知症デイケア
(オドリバジンタ)

オドリバジンタ

医療保険でご利用できる認知症の方のためのデイケアです

認知症の方を不安にさせ、その人らしさを失わせる大きな要因に「孤独と役割の喪失」があります。
オドリバジンタではそこに治療の焦点をあてて取り組んでいきます。
デイケアは庭のある民家を改装してつくられています。第2の家として落ち着ける雰囲気の中で料理や庭仕事などの家事や趣味を中心にのんびりと過ごしてもらい、その人らしさの回復に務めます。
また、デイケアを利用することで認知症の方を支えるご家族や周りの方の負担の軽減にもつながり、周りの方も自分らしく生活することができるようになります。

  • デイケア利用中は多職種で定期的に状態を評価し、心身の機能回復・維持のための様々なプログラムを協議しながら提供します。
  • 毎回、医師による診察があり、必要に応じて薬物調整や環境調整を行い、精神症状の緩和を図ります。
  • 介護デイケアではないため入浴はありません。
  • 送迎致します。
  • デイケア通所日に処方もできます。

対象となる方

認知症があり、落ち込み、引きこもり、怒りっぽさ、徘徊など精神症状や明らかな行動の変化がみられる方がデイケアの対象となります。
介護デイケアではないので介護度の高さは関係ありませんし、老人ホームに入居中の方やデイサービスなどを利用中の方もご利用できます。
判定は当院で行いますので物忘れなどでお困りの方は一度ご相談ください。

※ただし、病院や介護療養型医療施設(療養病床)に入院の方、介護老人保健施設(老健)や介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)に入居中の方はご利用できません。

オドリバジンタとは

「踊り場」とはご存知の通り、階段の途中にある広い段のところです。
その由来は明治時代にドレスで着飾った女性がこの部分を歩くと、踊っているように見えたことから、「踊り場」と呼ぶようになったと言われています。
「老い」という年齢の階段を登るだけではなく、歳を重ねるだけで踊っているように楽しめる、そんな場になるよう「オドリバ」とつけました。
また、ジンタとは明治・大正時代の日本に生まれた民間オーケストラ「市中音楽隊」の愛称です。
一人ひとりではなく、利用者さん・ご家族・スタッフ・ご近所さんなどデイケアに関わる全ての人で創り上げるデイケアでありたいという願いを込めています。

サービス概要

ご利用可能日
月曜日~金曜日(休診日:土曜、日曜、祝日およびお盆・年末年始休み等)
ご利用時間
10:00〜16:00(6時間以上)

当施設の役割

1)日常生活の援助

移動・食事・排泄・清潔保持の援助・他者との交流の援助
※入浴はありません

2)健康状態の把握

バイタル測定、健康状態の確認、医師による身体・精神状態の診察

3)活動プログラムの提供

料理や庭仕事などの家事や趣味を中心に、それぞれにあったプログラムを計画します。
参加される方が楽しいと思えるものを提供します。

4)送迎

ADLの程度や地理的条件等によって送迎を必要とする方に対して、車両での送迎、送迎車両の昇降及び移動の援助を行っております。

5)食事提供・介助

昼食とおやつのご提供を行っております。原則、毎日プログラムとして料理を行う予定です。
炊きたてのご飯と具たくさんの味噌汁を中心に、いわゆる「一汁一菜」をテーマにしています。
嚥下に問題がある方は当院関連の耳鼻科医、言語聴覚士に相談することも出来ます。

費用について

精神通院医療の保険診療になりますので、自立支援医療が利用できます。
各種医療保険により医療費の一部負担金(1割)でご利用いただけ、上限額も定められています。
自己負担額は保険の種類、収入等によって異なります。詳しくは、当院まで遠慮なくお問い合わせください。

利用料(医療費)は、1割負担の方で1日約1,200円です(食費を含みます。送迎料は頂いておりません)。
費用は、1カ月分の利用についてまとめてご請求いたします。

次の世帯の自己負担です

世帯所得状況 自己負担
割合 上限金額
生活保護受給者世帯   0円
市町村民税非課税世帯であって受給者の収入が80万円以下の場合 1割 2,500円
市町村民税非課税世帯であって受給者の収入が80万円より上の場合 1割 5,000円

次の世帯が「重度かつ継続」に該当する場合

以下のように自己負担が軽減されます。

世帯所得状況 自己負担
割合 上限金額
市町村民税非課税世帯で、33,000円未満 1割 5,000円
市町村民税33,000円以上235,000円未満 1割 10,000円
市町村民税235,000円以上 1割 20,000円